「ISO初心者のためのお役立ち情報を発信します。
ISOの窓」のブログなど情報をまとめています。
食品安全マネジメントシステムについて解説。
労働安全衛生マネジメントシステムの解説開始。
こちらのサイトは、商用サイトではなく、個人サイトです。
縁あって近年、ISO審査員、コンサルタントという生業に関わったことから、ISOの初心者の方にとっての役立つ情報を提供したいと考えています。
自分が勉強したおさらいの意味も含めて初心者の方のための規格の解説などの特集を組んでいきます。
ここにきてISO9001、ISO14001に次ぐ第三の規格である労働安全衛生マネジメントシステム規格(OHSAS 18001)の認証を取得される組織が増えているように思います。
OHSAS 18001規格は、ISOが制定・発行したIS(国際規格)ではありません。BSI(英国規格協会)を中心としたコンソーシアムを通じて規定された規格になります。しかしながら、現時点で、世界の80カ国でのOHSAS 18001規格による第三者認証の取得組織は、すでに16,000組織を超えたと言われています。
とくに建設業では、とくにそのニーズが強いように思われます。公共工事などの減少ならびに競争激化の厳しい環境のなか,他社との差別化も意識されOHSAS 18001の認証に取り組まれる組織が増えています。
すでに建設現場では、安全衛生の取り組みは、法的や顧客による要請、自主的な活動として、優先的に実施されている内容。とくにISO9001、ISO14001などのマネジメントシステムの取り組みを実施している組織では、大きな抵抗感なく推進できることもその要因かと思われます。OHSAS 18001は、とくに ISO14001規格とは,類似の構成となっています。
また審査費用の面でも従来のISO審査との統合の審査を受審することで比較的割安で認証取得できることもその要因と思われます。
現在、第三者認証に採用されているOHSAS 18001規格は、第1版の1999年版ですが、すでに新しい規格のOHSAS 18001:2007規格(第2版)が制定・発行されています。
こちらのサイトでOHSAS 18001規格の解説を始めました。思うように更新ができていませんでしたが、これからしっかりと進めていきます。また解説では、この新しいOHSAS 18001:2007 規格の内容も盛り込んで進めていきます。
「OHSAS 18001の窓」のブログへ!→
今回の第二版の規格では、OHSAS 18001:2007(「18001 Occupational health and safety management systems - Requirements」)は、規格の名称も従来のSpcification(仕様)規定した規格からRequirements(要求事項)を規定した位置づけの規格となっています。
OHSAS 18001:2007規格は、英語版になりますが、BSI(英国規格協会または,日本規格協会のサイトで入手できます。
なお日本語版については、OHSAS18001:1999ならびにOHSAS18002:2000とをまとめたものの対訳と解説が日本規格協会から発行されています。この本の改訂ということになると、ガイドライン規格のOHSAS18002:2008(英語版)が発行されるのが2008年の第3四半期とのことですから、両者を合わせた対訳版としては、2009年以降になるかと思われます。
また新しい規格への移行は、審査機関により異なりますが、2年の移行期間 (2009年7月まで 1999年版は有効)となる模様です。
秋も深まっています。食欲の秋ですが、最近は、食品の安全・安心を揺るがす数々の食品の偽装等の話題が相次ぎ世間を騒がせています。
食品業界において、生産者から食卓までのフードチェーンの流れで、食品の安心・安全をマネジメントする仕組みのFSMS(食品安全マネジメンントシステム)の規格のISO22000:2005の認証が注目されています。
こちらのブログでは、このISO 22000:2005規格の要求事項について解説しています。
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「品質」とは?
「本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度」とJISQ9000で定義されています。
これには、注記があって
(@:用語"品質”は、悪い、良い、優れたなどの形容詞とともに使われることがある。
A:"本来備わっている”とは、"付与された”とは異なり、そのものが存在している限りもっている特性を意味する。)とされています。
詳しくは、こちらの「ISOの窓」ブログで!
「形態管理」について説明します。
「形態管理」とは、JISQ9100:2004規格(「品質マネジメントシステム 航空宇宙要求事項」で用いられる用語です。
JISQ9100:2004規格は、IAQS (International Aerospace Quality Standard) 9100:2003を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成された日本工業規格です。
詳しくは、こちらの「ISOの窓」ブログで!
「QC工程表」とは?
製造を管理された状態で実行する目的に「製造管理規定」などの手順を規定した文書を作成したりするが、工程管理上の重要な管理特性を明確に管理するために「QC工程表」または「QC工程図」が用いられる。
なお工程図を記載する際の工程図の記号について(JIS Z8206:1982:「工程図記号」)を紹介する。 (エクセルのファイルになっています。)
工程図は、工程系列の始まりの状態と終わりの状態を貯蔵記号を用いて示す。
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